ラブライブ!サンシャイン!!
舞台探訪(第11話)

第11話「友情ヨーソロー」

沼津駅(静岡県沼津市大手町1丁目)

 

千歌「しっかりね!」

梨子「お互いに!」

 

前回、千歌と梨子の二人だけで決めたピアノコンクール出場ですが、その後みんなあっさり承諾したみたいで、見送りから始まったのは正直意外でした。

 

 

ルビィ「梨子ちゃん、がんばルビィ!」

ダイヤ「東京に負けてはダメですわよ!」

 

梨子は元々東京の人間です。何故ここまでダイヤが東京を敵視しているのかは12話で分かるとして、後ろの時刻表、本編だと御殿場線なんですが、実際には東海道線が掲載されていました。スタッフがロケハンした時には御殿場線だったのだろうか。

 

 

曜「そろそろ時間だよ」

梨子「うん」

 

駅構内を撮影したのは午前5時半頃ですので当然お店は開いておりません。

 

 

千歌「梨子ちゃーん!」

梨子「え?」

 

このシーン、梨子はICカードをタッチしているようにも見えますし、きっぷを入れてるようにも見えるので何とも言えませんが、さすがに東京への行き方は熟知しているか。それに三島駅で新幹線に乗り換えてる可能性もありますしね。

 

 

千歌「次は、次のステージは」

 

 

千歌「絶対みんなで歌おうねっ!」

梨子「うふっ、もちろん!」

 

 

通路左側の掲示板にラブライブ!サンシャイン!!の大型広告が2枚掲載されておりました。舞台となった場所で貼られているのを見ると、秋葉原で見るよりもワクワクするのが巡礼マニアの性というやつでしょうか。

 

 

果南「よし、これで予備予選で負けるわけにはいかなくなったね」

鞠莉「なんか気合いが入りまーす!」

曜「ねっ、千歌ちゃん。んっ?」

 

果南が「よし、こ」と言って気付いた。善子全然喋ってない。

 

 

 

曜「千歌ちゃん…」

 

8話でも協力してくれた沼津駅ビル「アントレ」が今回も協力しているので、実名で表記されています。この時の千歌は予備予選と梨子のことで頭がいっぱいになっていそうです。

 

セブンイレブン 三津シーパラダイス前店(静岡県沼津市内浦三津)

 

ルビィ「二人、まだ練習してるんだね」

 

セブンイレブンはキャンペーンが開催されるなど非常に縁が深い間柄のはずですが、残念ながら協力は得られなかった模様。店内で花丸とルビィがイートインでアイスを食べていた場所は物置となっておりました。ミニストップならともかく、セブンイレブンでイートインがある店舗って珍しい気がします。

 

 

 

千歌「あっ」

曜「ごめん」

 

 

千歌「ううん、わたしがいけないの。どうしても梨子ちゃんと練習してた歩幅で動いちゃって…もう一度やってみよう!」

曜「うんっ」

 

千歌と曜が練習している場所は厳密に言えばセブンイレブンの駐車場ではありません。元々ここは大きな駐車場で一部をセブンイレブンの敷地にしたそうで、周囲には柵が張り巡らされており迂回をしないと通ることが出来ません。

 

 

千歌「じゃあいくよ」

曜「千歌ちゃん」

千歌「ん?」

 

「ずら」「ピギィ」「ギラン」と1年生は独自の擬音を持ち合わせてていいな。

 

 

曜「もう一度、梨子ちゃんと練習してたとおりにやってみて」

千歌「えっ、でも」

 

 

曜「いいから。いくよ」

 

前述通り、下をよく見ると柵が見えます。このシーンはセブンイレブンの敷地外から撮影しています。

 

 

千歌「あっ…」

曜「せーのっ」

 

元々駐車場だった場所は釣りスポットみたいです。この日は釣り客が多く撮影するのに一苦労しました。(トリミングで出来る限りカットしています)

 

 

曜「1、2、3、4、5、6」

 

 

曜「7、8」

 

 

善子「おおっ、天界的合致!」

千歌「曜ちゃん!」

曜「これなら大丈夫でしょ?」

 

 

千歌「う、うんっ。さすが曜ちゃん。すごいね」

 

曜が梨子と同じステップを再現することで見事にマッチングしたけど、これだと言葉通り梨子の代役に成り下がってしまうんだよな。千歌も曜の器用さを褒めているものの「本当にこれでいいのだろうか?」とこの時から薄々疑問を抱いていたと思います。

 

 

千歌「えへへっ。あっ、ちょっと待って。みんなに変わるから」

 

 

千歌「花丸ちゃん」

花丸「あぁ、え、えーと…もすもす?」

梨子「もしもし、花丸ちゃん?」

 

「もすもす」は静岡の方言なのかと真面目に調べてしまいました。

 

 

花丸「み、未来ずら~!」

善子「なに驚いてるのよ。さすがにスマホぐらい知って…」

梨子「あれ、善子ちゃん?」

 

 

ルビィ「ビギッ!ビギィィィィィィィィ!!!」

 

1年生たち、誰もまともに会話出来ず。大丈夫なのか。

 

 

千歌「東京関係ある?…じゃあ、曜ちゃん」

曜「え?」

 

 

千歌「梨子ちゃんに話しておくこと、ない?」

曜「…うん」

 

一番の親友が目の前で楽しそうに電話している姿を見て、その相手と話す気なんか起きる訳ないよな。結局梨子は千歌としか会話していないことに。

 

 

千歌「あっ、ごめん電池切れそう」

 

千歌はあまり充電しないタイプらしい。

 

 

千歌「またって言わないでよ~、まただけど…」

 

恐らく電池が切れるほどお互い長電話していることも曜は知らなかったに違いない。電話どころかLINEでもやり取りしていますし。

 

 

「千歌ちゃんと一緒にパピコが食べたかった」と言わんばかりの表情。

 

 

千歌「じゃあ曜ちゃん」

曜「え?」

 

 

千歌「わたしたちももうちょっとだけ、がんばろっか」

 

内浦湾では鯛や鯵の養殖が盛んに行われており、遠くに見えるのは生け簀です。

 

 

曜「うんっ、そうだね」

 

ヤシの木ばかり撮影し続けていましたが、一応本編のシーンと合わせたつもりです。

 

沼津港大型展望水門「びゅうお」(静岡県沼津市本字千本)

 

曜「千歌ちゃんと?」

 

 

鞠莉「はいっ、上手くいってなかったでしょ?」

曜「あっ、ああ。それなら大丈夫」

 

5話以来となるびゅうお。今回は展望台のシーンがメインとなります。

 

 

曜「あの後二人で練習して上手くいったから」

鞠莉「いいえ。ダンスではなく」

曜「えっ?」

 

何気に鞠莉がお尻を擦っていましたけど、曜の背負投げが相当響いたんでしょうね。自業自得ですけど。

 

 

鞠莉「千歌っちを梨子に取られて、ちょっぴり嫉妬ファイア~~~~~~!!」

 

Aqoursのキャストの中で特に芸域が広いのは間違いなく鞠莉役の鈴木愛奈さんだと思います。唯一最初から知っていた声優さんでもあります。(城下町のダンデライオンで初めて知りました)

 

 

鞠莉「…が燃え上がってたんじゃないの?」

曜「えっ、嫉妬!?ま、まさかそんなこと…」

 

 

鞠莉「ぶっちゃけトーク!する場ですよ、ここは」

曜「鞠莉ちゃん…」

鞠莉「話して」

 

 

鞠莉「千歌っちにも梨子にも話せないでしょ?」

 

 

鞠莉「ほら」

 

 

鞠莉って基本相手には呼び捨てだけど、千歌だけは「千歌っち」なんだよな。何か理由でもあるのだろうか。(希も絵里とにこには「っち」付けてたけど)

 

 

曜「ふぅ…」

 

 

ここまでほぼノーカットで撮影しました。見学客もそこそこいる中での撮影はかなり気を使いました。

 

 

曜「わたしね、昔から千歌ちゃんと一緒に何かやりたいなって、ずっと思ってたんだけど」

 

 

曜「これでやっと一緒に出来ると思って。でも…」

 

曜がスクールアイドルを始めたきっかけは他のメンバーとは少し異なり「千歌と一緒に何かを夢中にやりたかった」からなんですよね。その後、梨子を始め次々とメンバーが増える状況に対し口には決してしなかったものの、常々違和感を感じてたんだと思います。そしてそれに対する曜の本心が、

 

 

曜「千歌ちゃん、もしかしてわたしと二人は嫌だったのかなって…」

 

唇を噛みしめて今にも泣き出しそうな表情が実にいじらしいです。あの千歌に限ってそれは決してないだろうと言いたいけど、ここ数週間でますます梨子と親密になりましからかね…そう感じてしまうのも無理ないかと。鞠莉がよりにもよってここで「ホワイ?何故?」とルー語で尋ねるものだから不覚にも吹きました。

 

 

曜「わたし、全然そんなことないんだけど、なんか要領いいって思われることが多くて。だから、そういう子と一緒にってやりにくいのかなって…」

 

客観的に見ても、非の打ち所がなく人気者な幼馴染を持つ平々凡々な普通怪獣は、それを自慢に思うと同時にコンプレックスを抱いていたと思うんです。8話、10話で本心を隠してしまったのも、少しでも弱い自分を見せられない、甘えてはいけないと思うあまりについ虚勢を張ってしまったのかもしれません。

 

 

鞠莉「曜は千歌っちのことが大好きなのでしょ?」

 

鞠莉が見事に要約してくれました。あれだけ長々と本心を語ったけど、結局のところ「千歌が好き」で済んだ話なんですよね。

 

 

鞠莉「なら、本音でぶつかったほうがいいよ」

 

 

曜「え?」

 

 

鞠莉「大好きな友だちに本音を言わずに、2年間も無駄にしてしまったわたしが言うんだから、間違いありません!」

曜「あっ…」

 

経験者は語る、(ビンタする勢いで)本音をぶつけるべきだと。普段はシャイニーなセクハラ星人だけど、誰よりも早く曜の異変に気付いて悩みを聞いてあげたりと、鞠莉は本当にいい先輩だと思います。セクハラ星人だけど。

 

沼津市立長井崎中学校(静岡県沼津市内浦重須)

 

長井崎中学校に向かう途中の坂道。思えば坂道の出入口と校門の間はこれまで描写が無かったですね。

 

 

 

 

曜「本音をぶつける…か」

 

しかし追い打ちをかけるかのように梨子からのお礼のバンドを嬉々として見せる千歌があまりにシャイニーで、この時ばかりはさすがに曜が不憫に思えました。

 

伊豆・三津シーパラダイス(静岡県沼津市内浦長浜)

 

曜「わたし、渡辺曜は千歌ちゃんのことが、全速前進ヨーソロー!」

 

伊豆・三津シーパラダイスの窓にはAqoursのサイン入り巨大ポスターが貼られています。水族館のマスコット「うちっちー」のきぐるみを着て告白するというあまりに意味不明なシチュエーションだけど、曜の妄想の中ではこの姿が一番可愛かったです。 ちなみにこのうちっちー、ゆるキャラグランプリ2016に初エントリーしています。こっちも応援してね!

 

 

曜は施設の出入口前にいて、千歌はフンボルトペンギンの展示ブース前の橋にいますが、実際に館内を歩いてみるとお互い離れた場所にいます。(距離的な意味で)想いが届くとはとても思えませんでした。この2シーンを撮影するために入場料2,200円を支払いました。(もちろん水族館は水族館で楽しみました)

 

表向きは「友情ヨーソロー」となっていますが、この子も千歌に対する感情が明らかに友情の枠を越えちゃってる気がします。何故「万能超人」の曜が「普通怪獣」の千歌にここまで執着するのかという声も聞きますけど、好きになるのに理由なんて必要ないので、その意見はあまりにナンセンスといえるでしょう。

 

欧蘭陀館(静岡県沼津市下河原町)

 

梨子「うん…じゃあ」

 

曜の自宅のモデルは(建物そのものは別)「欧蘭陀館」というコーヒー専門店です。店主の奥さんが描いたパステルアートが飾られており、交流ノートも完備。駿河湾沿いかと思っていましたが、実際には狩野川沿いでした。善子のマンションからも徒歩圏内。

 

 

 

曜「千歌ちゃん!?」

 

近辺の土手は遊歩道が整備されており、ジョギングや散歩に最適です。ここからなら2階の高さとほぼ同じになります。

 

 

千歌「バス終わってたし」

 

 

千歌「美渡姉たちも忙しいって言うし…」

 

曜の様子を見て、すぐにでも二人でダンスを作り直そうと安田屋旅館から欧蘭陀館まで約12.5kmの道のりを汗だくで漕いできたんでしょう。この行動力は本当に凄い。この時間帯でアポなしで来られたらいくらなんでも迷惑な気がするけど、この時の曜にとってはサプライズ以外の何物でもなかったですね。

 

 

千歌「風邪引くよ!?」

曜「いいのっ!」

千歌「恥ずかしいって!」

曜「いいのっ!」

千歌「もう、なに何で泣いてんの?」

曜「いいのっ!」

 

少しでも「千歌に嫌われているんじゃないか?」と疑ってしまった自分に対して「バカ曜」と形容したんでしょう。結局本音をぶつけることはなかったものの、千歌の真意を梨子を通して知ったおかげで、モヤモヤした気持ちは幾分薄れたと思います。けど完全にではありません。寧ろ消化不良ともいえます。

 

「千歌が曜のことをどう思っているのか分かりづらい」とよく言われますが、前述どおり行動で思いを伝えることが多いので、そこを把握すれば千歌にとって曜がいかに「大切な存在」なのか読み取れると思うんです。ただ、やっぱり言葉のほうが分かりやすいので、やはりこの二人には鞠莉と果南みたいに本音をぶつけ合う機会が必要だと思うのです。こういう時、二次創作(SS)でその後の展開を補完するのも手でだったりします。

 

にしてもED、せっかく千歌と曜の友情回にも関わらず曜ソロパートって。

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